●扇風機を使ってエアコンの節電

エアコンと併用すると効果があるのが扇風機です。エアコンの電気代は小形のものでも1時間8円以上といわれています。それに対して扇風機は1時間1円以下と家電の中でも比較的消費電力が少なく、併用することで電気代の節約になります。エアコンは冷房運転よりも暖房運転の方が電力を使用します。扇風機は夏場はもちろん冬場にも上手に活用し節電しましょう。

●扇風機で一年中快適＆冷暖房の効率UP！

人間は風が直接身体にあたると体感温度が約2℃違ってくると言われています。そこでエアコンを冷房で使用する時には設定温度を高くし、扇風機を併用します。また暖房で使用する場合は部屋の上部に上ってしまった温かい空気が部屋全体に効率良くまわるように、扇風機を併用しましょう。

●洗濯物の乾燥に

屋内干しでは長時間ぬれた状態が続きがち。雑菌が繁殖しやすくイヤなニオイの元となります。 洗濯物に直接風をあてると早く乾燥し、雑菌の繁殖も抑えられます。ただし、干す場所には注意が必要です。 水分が多く含まれた物が室内にあると、一気に湿度が上がってしまい部屋全体の湿度が上がってしまいジメジメに。 そこで換気扇を回しながら浴室で乾燥がオススメ。浴室は湿度が高く洗濯物の乾燥には不向きに思えますが、部屋面積が小さく、吸湿性の低い素材に囲まれているので洗濯物の乾燥には向いています。扇風機や除湿機を併用すればスピードアップ間違いなし。

●湿気のこもりやすい場所の乾燥に

密閉された今の住宅は湿気のこもりやすい場所がたくさんあります。靴箱、脱衣所、押入れやクローゼット、シンク周りなど。湿気がこもりやすい場所は空気が抜けるよう隙間を作るなどの工夫が必要です。普段からこまめな換気が難しいようであれば、使用後は扇風機で強制的に送風することで除湿・防カビ効果があります。

●新鮮な空気の取り込み

帰宅時に締め切った部屋の温度がなかなか下がらないことがあります。 換気扇を回し、換気扇から一番遠い窓を数センチ開けて新鮮な空気を部屋に取り込みます。 小さな部屋ですと部屋の温度はすぐに下がりますが、部屋の壁、家具など全体が熱を持ってしまうとすぐには温度は下がりません。 風の通る場所に扇風機を置き、空気のこもりがちな場所へ向けて扇風機を固定して回します。間取りなどによっても違いますが、うまく抜けると効率よく空気の入れ替えが出来ます。